海洋生態学実習


初めまして!
広報担当になりました、3年の後藤です。
初めてのお仕事です!


文章を作るのが苦手なのですが…
頑張って更新していきますので
どうか温かい目で見てください。(笑)




10月5日~10月10日は海洋生態学実習でした。
今回は水深2000mの深海の生物調査を行うという予定だったのですが…
波が高く、船が揺れていたためにその予定はなくなってしまいました。
うつぼ籠の設置も中止となってしまいました。
残念です…


それでも、いろんな生き物を採集することができました!





可愛い物からへんてこりんなものまで
初めて見る生き物ばかりですごく楽しかったです!


貝殻を背負っているヘイケガニです!
葉っぱを背負っているのもいました。
とにかく、なにかを背負っていたいんですね(笑)



小さなイカ?もいました!




こんなものも。



イイジマフクロウニというそうです。
こんな大きなウニは初めて見ました。

 


深海の調査は770m,560mで行いました。
変な生き物ばかりでした(笑)




ナマコのようなものや

センジュエビ

ウミユリなどなど


クモヒトデも大量にいました。


色鮮やかなものが多い気がします。
 


そして!
深海のダンゴムシ!
オオグソクムシが取れた!!


と思ったら


違いました。


妙子先生によると、尾の部分が違うのだとか…
グソクムシ科の一種だそうです。
これまた残念…

 

採集したときには生きていたのですが
みんなにいっぱい触られて
死んでしまいました。


 


採集した生き物はみんなで図鑑と睨めっこしながら
同定して、最後はレポートにまとめました。

 



実習中は
釣りサークルの人が多かったのか
夜ご飯を食べ終わるとそそくさと釣りに行く人が何人もいました。


なので日に日に魚が増えていきます。(笑)
たくさん釣って夜遅くまで捌いている人も。


釣った魚は捌いてもらったものを、おいしく頂きました!


 

そして、今回の実習では

琉球大学特別研究員の山崎さんと

東京大学院生の小川さんも
同乗しました。


山崎さんからは「動吻動物・鰓曳動物・胴甲動物」について、
小川さんからはナマコについてお話をしていただきました。

山崎さんは、この3つの動物門の未記載種を次々と見つけているそうで
名前を付けるのが大変そうだなと思いました。

小川さんのお話では、棘皮動物は「5」という数字が重要であること、
そして、ナマコは深いんだということが分かりました。

 

どちらのお話も初めて聞くことばかりで、勉強になりました!

 

 

そして
レポートが終わってない人もいましたが…
最後の夜には打ち上げをしました!


この研究室の某3年生が飲みすぎて
椅子と壁の間に挟まっていたのが
とても衝撃的でしたね(笑)




予定通りにはいかず
船が揺れたのが辛かったですが…
普段見ることのできない生き物を見れたこと
そして、学外の方と交流できたことは
すごくよかったです。


また、生き物を見ただけで名前が言える
先生方、先輩方を見て
ああなりたいなーと思いました。



船員のみなさま、先生方、学外の方々、先輩方
ありがとうございました。
みなさま、お疲れさまでした。


来年はグソクムシが見れたらいいなと思います。
揚げて食べたら
カリッとして美味しそうですね。


ほいでは、また!