志登茂川河口の調査

こんにちは!!広報担当です。


先週は海洋生態学Ⅱの授業で志登茂川河口干潟の調査を行いました。

受講している学生さんには、この調査を通して干潟の生態系について考え、レポートを書いてもらいます。

天気が心配でしたが、朝から晴れて潮もよく引いていて調査日和でした!!

今回は市民調査法という方法で調査を行いました。8人ずつのグループに分かれ、表層に生息する生物と底土中に生息する生物に分けて採集する方法です。採集した生物は図鑑を参考にしたり、先生に聞いたりして名前を調べました。

私も調査に参加して夢中になっていたので、途中から写真を撮るのをすっかり忘れていました・・・

なので今回は写真少なめです・・・!!



軟体動物ではイボニシ、シオフキ、ハマグリ、アサリ、ソトオリガイ、マガキ、節足動物ではシロスジフジツボ、ユビナガホンヤドカリ、ニホンスナモグリ、タカノケフサイソガニ、オサガニ、コメツキガニなど。

他にもタテジマイソギンチャク、ヒモイカリナマコ、ボラ、ハゼ、などたくさんの生物を観察することができました。

改めて干潟にはたくさんの種類の生物がいるのだなと感じました。

身近な川や干潟に、どれだけの生物がいるかを知ることのできる機会は貴重だと思います。




採集した生物は基本的に観察した後、リリースします。

が、面白い模様のカニがいたのでペットにしようということでお持ち帰り。

ヒゲの生えた人の顔みたいですね。

こんな感じでこの研究室のペットは増えていくのです・・・