【授業】志登茂川河口の調査

こんばんは!学部4年の田中です。

 

今日は、海洋生態学Ⅱの授業で干潟調査を行いました。

フィールドは大学のすぐ南側を流れる志登茂川の河口干潟です。

潮はよく引いており、暑すぎず寒すぎず絶好の調査日和!

 

 

今回の授業の課題は、調査で実際に採集した生物を元に

干潟の生態系について考えレポートにすることです。

 

というわけで、

まず最初に干潟での重要な生産者である底生珪藻や

間隙生物の線虫などをミニ顕微鏡で観察しました。

 

 

↑顕微鏡を覗く学生さん

 

そして、コメツキガニの巣などを観察した後、

(タイミングが合わず、摂餌の様子はよく見れませんでした。残念!)

各々、生物採集を行いました。

 

 

 

約1時間の採集で

たくさんの生物が集まりました!

 

 

カニ類

イソガニ、タカノケフサイソガニ、マメコブシガニ、ガザミ、コメツキガニ etc...

 

貝類

ハマグリ、アサリ、シオフキ、アラムシロ、イボニシ、アカニシ etc...

 

魚類

ヒラメ、ボラ、ヒメハゼ、ミミズハゼ、トサカギンポ etc...

 

 

その他

ヤドカリ、ゴカイ類、フジツボ類、ヨコエビ類  などなど

 

また、鳥類も飛来してましたね。

 

干潟は沿岸生態系で重要な役割を果たしている場所であるという事が

この授業を通して知ってもらえたらなーと思います。

 

 

 

 

ちなみに、今日採集された生物は採集場所にリリースされた他、

一部は、高次消費者である研究室のペットたちや私たちの餌となる予定です。

 

 

 

ではでは。